bookコンシェルジュ

(2010/06/24)

3つのアイテムで仕事の効率をあげよう


さて、梅雨空でも仕事をサクサク進めたい人への1冊。

『どこでもオフィス仕事術」(中谷健一著)』。

テーマはずばり「結果を出すのに『時間・場所』は関係ない」だ。最近聞く「ノマド」(遊牧民)的な働き方を提案している著者はマーケティング関連のコンサルティング会社の経営者。コンサルティングという職業上、クライアントからクライアントへと複数のプロジェクトをこなしているので1つ1つの案件ごとに会社に持ち帰って処理していたらすべての案件が止まってしまう。そんな著者が実践しているのが、働く場所にとらわれずにどこででも効率的に仕事をするスタイルだ。

会社のデスクよりも、喫茶店で仕事をしたほうがサクサク進むという人も多いだろう。会社にいると余計な電話がかかってきたり、周囲から別の用事を頼まれたりとなかなか集中できないことが多い。そんな人のためにもなる「どこでもオフィス術」だ。

必要なアイテムは以下の3つ。

<1>基本ツール(ノートPC、スマートフォン、ノート)
<2>場所(仕事の内容に合わせた設備と空間)
<3>デジタル保管(情報データのデジタル管理)

仕事の効率化というのは、ストレスを減らすことにつながる。著者はやみくもに効率化を推し進めて仕事に邁進するという考えではない。限られた人生の時間を仕事に使うならできるだけ効率的に進めて、空いた時間をプライベートに使ったほうがいいというのだ。

わが身を振り返ってほしい。 なんとなく帰りづらくて会社にいて手持ち無沙汰でメールチェックやネットサーフィンをしていませんか? 直帰したほうがこ早いのに気まずくて帰社してみたり……。そんな膨大なムダ時間はとっととゴミ箱に捨ててみよう。得意先から得意先へのちょっとした移動時間のあいだでもできる仕事はある。そのノウハウがふんだんに明かされている。著者の「カバンの中身」はかなり興味深い。実践に基づいた工夫の宝庫だ。

他にも、例えば「書斎がないから資格の勉強ができない」なんてダレたことを言ってる人も、この本を読めば考えが変わるはずだ。

→次のページでは「今月のオススメ」書籍 2作品目をご紹介します。
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