大人の人生マニュアル

(2010/06/10)

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「COLE HAAN(コール・ハン)」の革靴(数万円)と、「ASBee's(アスビーズ)」メンズ・カジュアル・シューズ(1万円弱)を履き分けている。

「COLE HAAN(コール・ハン)」はアメリカのメーカー。

スッとした典型的ビジネスシューズ(紐なし)と、グッチ風の金具がついたものと2足持っていて、ややカジュアルな時は後者を履いていく。新宿の伊勢丹で買ったのだが、その後、銀座に直営店を見つけた。リクルートの元の本社の裏側だ。
踵(かかと)にナイキのエアー「NIKE AIR」が挿入されているから、スポーツシューズ感覚で革靴が履ける。普通の革靴は踵に体重が乗ったときカーンカーンと衝撃があるから、クッションがあると嬉しい。

「ASBee's(アスビーズ)」メンズ・カジュアル・シューズは、ご存知、シューズ・ディスカウンター「ASBee」が、老舗の靴メーカー「madras(マドラス)」に特注して作ったオリジナル商品。表面は皮なのだが、完全にスニーカー感覚で、走り回れるほど軽い。出張の時や雨の日には、これを選んで履いている。

鞄は、北海道の馬具メーカー「ソメスサドル」の「パッサージュ3」を使っている。

「ソメスサドル」は中央競馬会の馬の鞍や手綱を制作している日本屈指のメーカーで、乗馬をする人の間では有名。東京・青山にショップもあり、たまにセコンド品や展示品の即売会を催すのだが、私はそこで、どう見ても数万円に観えるバッグを4000円でゲットした戦歴もある。

なぜ、この鞄を買ったのかは拙著『つなげる力』(文芸春秋)の第七章に詳しいのだが、簡単に言えば、細身のスタイルが気に入ったのと(本や資料をたくさん入れても横に膨らんでけっこう容量がある)、ときとともに黒ずんでいく自然な皮の風格を眺めながら使い続けたいと考えたのだ。

サイドの部分に使っている皮の滑らかさが素晴らしく、また、内部を被う明るい色の薄皮の気品も申し分ない。だが、なんといっても、本体に使われている子牛の皮はフランス産で、「エルメス」と日本の「ソメスサドル」にしか卸していないもの。受注生産品なので、ネットで注文しても、手元に届くのに40日かかるというのも、いまどき、なかなかオツなものでしょ。

革製品はここがいいと決めて、ベルトも「ソメスサドル」にした。

→次のページでは腕時計についてお話しします。

筆者紹介

藤原和博 Kazuhiro Fujihara
前杉並区立和田中学校校長
大阪府知事特別顧問
東京学芸大学客員教授

1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、リクルート入社。2003年4月より、都内では義務教育初の民間人校長として、前杉並区立和田中学校校長に就任。現在は、橋本大阪府知事より教育部門の特別顧問を委託され、大阪の小中高の活性化と学力アップに力を貸している。『「ビミョーな未来」をどう生きるか』『新しい道徳』(ちくまプリマー新書)、『校長先生になろう!』(日経BP社)など著書多数。
http://www.yononaka.net

『35歳の教科書』 (藤原和博著)

 

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