2010.09.03
「完全なる愛は『無我』のまたの名なり」
泉鏡花(作家)
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なんでやねん。と思わず関東人でも関西弁でつっこみたくなるようなことをする。部下とはたまに、そういうものです。
ベテランのこちらからすると、なぜそんなこともわからないのか、というようなことをします。仕事以前の常識の問題だ、ということをするのもまた、最近の部下という生き物です。
怒りたくなりますよね。しかもねちねちと怒りたいですよね。いえいえ、しかし部下のためを思うなら、部下を部下として愛しているのなら、「無我」の境地で淡々と注意しましょう。完全なる愛をもって、部下を正しく一人前にしたいものです。
出典『照葉狂言』(新潮社)
2010.09.02
「ラディカルとは、物事を根本において把握することである」
カール・マルクス(作家・思想家)
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何事も基礎が大事、とはもう古今東西いろんな人が言っていますが、人間というものはつい基礎をおろそかにしがち。最初の内は真面目に基礎から、とか思うわけですがわかってくるとすぐもっと難しいことをやりたがるものです。もちろんそのチャレンジ精神のおかげで進化できた側面もあるとは思われますが、しかしやはり、基礎をおろそかにしてはいけないのです。
世界中のだれもが知っている「社会主義思想」を確立したマルクスが言っているのですから、これはもう素直に聞くしかありません。新しい仕事を攻めたいことほど物事の根本・基礎をしっかり把握するようにいたしましょう。
出典『へーゲル法哲学批判序説』(岩波書店)
2010.09.01
趣味は釣り、旅、そして酒。世界を股にかけて活躍した小説家・開高健の名言です。
9月になりました。ここから年末まではあっという間です。秋から冬へ季節が移り変わるのもあっという間ですし、仕事も年末までに形にしたい案件もあったりして、何かと慌ただしい時期です。
ともすれば機械的に毎日をやり過ごし、黙々とただ生きることが目標になってしまうこともありますが、プロのビジネスマンたるもの、そうであってはいけません。すべての物事に食らいつき、貪りつくすような気合いで忙しい日々すら楽しんでしまいましょう。
出典『出版人マグナ・カルタ九章』
2010.08.31
「いやなことはすべてわすれるにかぎる、だからぼくはいつもしあわせなんだ」
スニフ(ムーミン谷の生き物)
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スニフが登場するのはカバそっくりのムーミン・トロールと仲間たちが活躍するフィンランドの児童文学「ムーミン」シリーズです。スニフは種族の名前もない小さな生き物。気楽なのんき者でボタン集めが趣味だそうです。
さすが児童文学、といったような直球の名言なのですが、結局のところ「よく生きる」とはこういうシンプルなことなのかもしれません。いやなことはすべて忘れる。なかなか難しいのではありますが、これさえできてしまえば毎日幸せ、間違いなしです。
出典「ムーミン谷の名言bot」(twitterより)
2010.08.30
「恋は遠い日の花火ではない」
小野田隆雄(コピーライター)
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懐かしく思い出される方も多いのではないでしょうか? 90年代、長塚京三さん主演で一世を風靡したサントリーオールドのCMキャッチコピーです。
額面通り、恋は遠い日の花火じゃないぞ! と夏の終わりに発奮してみるのももちろん素敵なことです。でも毎日の仕事でも、
「恋みたいなドキドキワクワクは遠い日の花火じゃないんだよなあ」という気持でつねに新しいことやものに興味を持つ自分でいるのも素敵なことです。
年を重ねるにつれ好奇心や冒険心は薄れていくもの。でも、心の瑞々しさを失わない自分でいようではありませんか。
出典『オールド広告ライブラリー』(サントリーHP)
2010.08.27
「希望を持って行動する――これは不幸に落ちた者の義務なんです」
ボリス・パステルナーク(詩人・作家)
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『ドクトル・ジバゴ』の生みの親。ソヴィエト生まれソヴィエト育ち。生粋のロシア人ですがその小説はもっぱら西側諸国で人気を博し、ソ連当局からは「革命の本当の姿を描きすぎた」として才能を認めてはもらえませんでした。ノーベル賞に選出されたときにも、母国ソ連の圧力で受賞を辞退した人。それがパステルナークです。
いまは不景気。ボーナスカットは朝飯前。査定ごとに給料が下がってる! という方もいらっしゃるかもしれません。でも、夜は永遠に続くわけではありません。暗い話ばかりの昨今だからこそ、希望を持って前向きに仕事をするのが、正しい職業人の姿です。暑いですが今日も希望を持って邁進あるのみ、です。
出典『ドクトル・ジバゴ』(新潮文庫)
2010.08.26
「成功の9割は信じる気持ちから生まれる」
ウディ・アレン(映画監督・俳優)
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オシャレ映画を撮らせたら右に出る者はいないウディ・アレンですが、映画監督に至るまでにはギャグライター、放送作家などいろんな職を転々としています。ウディ・アレンが本当にしたかったことが何かは本人に聞いてみなければ分かりませんが、どのジャンルでも成功した人であることは確か。いつも自分がうまくいくだろうと信じて努力した成果なのかも知れません。
やりたくてやっている仕事、必要だと思うから進めているプロジェクト、それなのにともすると、私たちは失敗するのではないかという不安を感じずにはいられません。でも、信じて前に進むこと。シンプルですが、これに勝る成功の特効薬はないのかもしれません。
出典『それでも仕事は好きで選べ』(Nanaブックス)
2010.08.25
「人生を楽しむコツは、どれだけ馬鹿なことを考えられるかなんだ」
ルパン三世(大泥棒)
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いまビジネスマンをなさっている方なら、一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか? 国民的アニメ「ルパン三世」の名言です。
子ども騙しと侮るなかれ。なかなか真理を突いた一言です。ただ生きるために生きるのであれば、それはもう、定められた道を黙々と進んで行けばいいだけ。けれど我々の人生は楽しむためにもあるのです。そして楽しみたいと思ったら、たまには羽目をはずしましょう。なんてことを考えてるんだ、というような奇想天外なことを考えて、実行してしまうなんて大人っぽくて素敵です。さあ、今日も人生楽しみましょう。
出典『ルパン三世 THE MOVIE くたばれノストラダムス』(バップ)
2010.08.24
「人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ」
坂口安吾(小説家)
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無頼派作家のひとり、坂口安吾。代表作『堕落論』は、読んだことはないけど名前は知っているという人も多いのではないでしょうか。本日はその『堕落論』の名言です。
ユートピアなんて嘘っぱちだよ、と安吾は言います。希望に燃えて生きているからこそ人間は喧嘩をするし恋もするんだ、と。
たしかに生きる気力もないときに部下を叱ったりはしないもの。部下だってやる気がなければ上司の批判もしないでしょう。
なんだかコソコソ言ってやがる。俺の悪口か? というようなときでも、彼らの仕事への熱意の表れだ、と、寛大にそう思うことにしようではありませんか。
出典『堕落論』(筑摩書房)
2010.08.23
「つまり何かが違うと居心地悪く思ってる時っていうのが、
実は僕にとって最高の瞬間をもたらすステップなんだ」
デヴィッド・ボウイ(ミュージシャン)
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『スペース・オディティ』のトム少佐、架空のロックスターを演じきった『ジギー・スターダスト』、ベルリン時代に名乗った"シン・ホワイト・デューク"......。つねに違う顔を見せてきたデヴィッド・ボウイならではの名言です。
人間だれでもなじみの場所になじみの人といるときこそが心地よいもの。でもその世界に甘えることなく新しい世界に飛び込み、居心地は悪いけれどその場所を最高の場所にするために工夫する。それこそが人生の醍醐味と言うこともできます。
もちろん、わざわざ調和をぶち壊す必要はありませんが、何か物足りないと思ったら新しい世界へ果敢に挑戦してみましょう。
出典『ロックミュージシャン名言集』(シンコーミュージック)