(2012/1/10)
続いてスマートフォンの情報です。
IT専門の調査会社であるIDC Japanは12月27日、2011年第3四半期(7から9月)における国内モバイル・デバイス市場動向を発表しました。
それによると、スマートフォン出荷台数は前年同期比243%増の530万台となり同社では2012年の同台数は2,870万台、2013年には3,403万台に達すると予測。 と、なると来年には、携帯電話の約3分の1がスマホになると言うことですね。 スマートフォンとソーシャルは、相性がとても良いので、スマートフォンの伸びは、そのままソーシャルの伸びと考えてもいいのではないかと私は考えています。
さらに、お隣、韓国ではスマホ普及と安さが後押し、「ソーシャル・コマース」が大躍進。2011年に取引額が20倍になったとのこと。
その記事はこちら。
アメリカのモバイル・ショッピングの 90% 以上が、iPhone と iPad に占有されているという事実が明らかに。
その記事はこちら。
日本国内だけでなく、世界のどこも経済状況が良くないというのに、このソーシャルとスマートフォン、eコマースの世界だけは別世界ですね。 成長するという言葉は、この業界にいないとピンと来ないかもしれません。
今、スマートフォンやソーシャル系のサービスを見ていると、やたらと、どこにいるかという位置情報を取得されているのがわかります。 これは、誰がどこにいて何をやっているか? 誰と一緒なのか? 何を買っているのか? という生きていくためのログを企業側が取得しているのです。 生きていくためのログを、「ライフログ」と私は定義しています。
このライフログを使って、私達に対してパーソナライズされたリアルタイムな情報が提供されると予測できます。
具体的には、
「この先150m右側に、居酒屋さんがあるよ」とか、 「今度の土曜日は、Aさんの誕生日で、おすすめ商品はBです」、 「今日締め切りのクーポンをCサイトから取得して200m先のお店で半額で購入できます」などと、教えてくれるようになってくると考えられます。
以前の映画「マイノリティ」に同じようなシーンがありましたね。 これが現実になると予測できます。 このようなサービスは、2012年いよいよ本格的になってくると考えられます。
ただ、ライフログはプライバシーにも深く関わってくるので どこまで企業側が使っていいかは微妙なところです。 でも、知らない街でいろいろ教えてくれるコンシェルジュ機能は非常に便利ですよね。 特に海外でもこのようなサービスが始まったら、最高だと思います。
このソーシャル系サービス、特にスマートフォンを使ったコンテンツは、この2012年には大乱立になり、FacebookがIPO上場する夏ごろにはソーシャルバブルが発生。 ソーシャルとスマートフォンのサービスを行なっているIT企業は時価総額がメチャメチャ高くなり、辰の年らしく年初高を記録。 猫も杓子もソーシャル、スマートフォンだらけの状態に。
しかも、ソーシャル商品アドバイザーやソーシャル美人コンシェルジュも登場。商品を選ばなくても教えてくれて、欲しければ購入までしてくれるサービスは大流行! また、オープンなソーシャルではなく、超クローズドなソーシャル? が登場。 少ない人数だけで気軽なソーシャルが受けるかも。 (それがソーシャルといえるかどうかは別ですが……) 楽しいソーシャルサービスが流行りそうです!
リアルの電器店で実物と性能をチェックし、スマートフォンを使って、欲しい電化製品の価格を価格ドットコムや検索でチェック。 ソーシャルで口コミや評判、ランキングなどをチェック。 結果、どちらで購入するかを買う人が決める。
そんなO2Oコマース(On to Off commerce)が大流行。 リアルのお店は、ネットの展示会場となる可能性が高くなります。 しかも、リアルのお店なのに、クレジットカードや現金支払いではなくwebマネーとネットポイントでお支払い。 お金すらリアルではなくバーチャルマネーが幅を効かせてきます。 大変な時代になります。
川連一豊の勝手に3つの大予測。いかがですか?
でも、十分有り得る話ですよね。
新年なので、できる限りポジティブな予測を立ててみました。
とても楽しみな2012年です。

川連一豊 Kazutoyo Kawazure


