ネットショップで月10万稼ぐ 副業虎の巻

(2009/11/24)

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前回はネットショップ開業の心得と準備について、ご紹介しました。

読者のみなさんには、前回の宿題として、「自分のネットショップでどのような商品を売るのか」ということをこの1ヶ月で考えていただきました。

これ! という商品は見つかりましたか?

当たり前ですが、どんな商品を売るのかで、お店の作りも売り方も変わってきます。改めて商品選びのポイントを紹介しましょう。

商品選びのポイントは、ずばり「自分がその商品が好きかどうか?」です。その商品が好きであればその商品についてさらに深く知りたくなります。この時、いきなり中国やタイなどに行って商品を探してはいけません。もちろん中国やタイによく行かれる方は別ですが……。意外にも商品は自分の身近にあります。まずは、身近にあるいろんな品々をよくチェックしてください。きっと、あなただけの逸品が見つかります!

svw091124-02.jpg ●身近にある商材は重たいほど売れやすい

東京で働くKさんは、ご両親が田舎で野菜を作っていて、毎月、野菜が送られてきます。金銭的にも助かるうえに、しかもふるさとの野菜ですから新鮮でとても美味しいです。ご両親が作っている野菜をネットショップで売って、その売上の一部をご両親に仕送りできたら、きっと親孝行になりますよね!?

その際には、ご両親が野菜を育てている写真をいっぱい撮っておくとよいでしょう。作る喜び、収穫の喜びをできる限り写真に収めておけば後のページ制作に役立ちます。野菜を売る場合、京野菜や加賀野菜などの高級ブランドでなくても大丈夫です。ご両親が汗水流して作っているわけですから、そこには必ず思い入れがあります。売りやすい野菜は「レンコンやジャガイモ、にんじんと言った根野菜やお米」です。逆に「青菜やほうれん草」など、鮮度が落ちやすいものは避けましょう。野菜は形が不揃いでもかまいません。逆に、少し形が悪いぐらいのほうが、温かみがでます。実際に、野菜をネットショップで売り始めたら、あれよあれよという間に売上が上がり、今では本業にされている方もいらっしゃいます。

ネットショップに向いている商材は、重ければ重いほど向いています。なぜなら、こういった野菜などの商材はスーパーに行けばすぐに購入できるものですが、例えば、マンションの高層階に住んでいて、重たいものを下から運ばなければならない人であったり、スーパーに行くのに時間がかかる人であったりと、購入して持って帰るまでに手間がかかる人も多いからです。逆に、どこででも購入でき、持ち運びも楽な商材はネットショップには向いていないでしょう。

●コネで業務用など、通常では入手できない商品で差をつける

名古屋で働くMさんは、父親が針治療・整体を家業で行っています。この場合、針を売ったりするわけにはいかないのですが、ちょっと視点を変えれば、いろんな商材が出てきます。

針や整体を受ける方々は、肩こりや腰痛で通院している場合が多いはずなので、肩こりグッズや腰痛を和らげる商品を販売することができます。その他、この診療院では業者さんがいろんな商品を持ってくるはずです。その商品を副業ネットショップで売ってみるのです。中にはノベルティとして無料で持ってくる商材もあるはずです。これらには非売品も多いので、後々プレゼントやオークションでの集客、おまけに使用することができます。すぐに封を開いてしまうのではなく、副業ネットショップで売れるかどうか? を考えてみましょう。業務用商材は、副業ネットショップにぴったりです。

●不要になったものでも視点を変えれば商材として生まれ変わる

宮崎のJさんは近所を散策していたところ、ご近所の焼き物作家が失敗した陶器を釜の中で見つけました。作家の方に聞くと「これは失敗作だから……」と言う答えが。でもJさんにはとても失敗作なんて思えません。「もらっていいですか?」と聞いたところ、「ああ、全部持っていってもかまわない」と言われ、失敗作を持って帰りました。これをネットで販売したのです。いくらになったかは言えませんが、大成功となっています。

●手間をかけて作られた1点モノの商材は喜ばれる

Oさんの奥さんは子供のピアノコンクール出演のため、そのステージ衣装を作っていました。お店に売ってあるステージ衣装は、非常に高いので自作する必要があります。この奥さんは自分で生地を購入し、子供の体のサイズを測って型紙を作り、縫製していたのです。こういった作業は嫌がる方や、自分で衣装を縫製することができない方が多くいらっしゃいます。数は作れませんが、ステージ衣装を気に入った方にだけでも販売していけば、なんて素敵なことだと思いませんか? 実際に「とても喜んでくれた」という声を多く聞きます。

●レアモノは高価格で取引される

静岡のHさんは掘り出し物市でぶらぶらするのが大好きで、ある時、ソニーのラジオを見つけました。かなり古いものですがソニーのロゴが昔のロゴなのです。「これはもしかしたらすごいかもしれない!」と思い、値段を聞いたら1000円でいいと言うことで、すぐに1000円で購入しヤフオクで出品してみました。すると、なんと20万円の価格がついたのです! ソニーのロゴに対して知見があっただけですが、自分の好きなことに値段がついたと言っても過言ではないと思います。

このように、身のまわりにあるちょっとしたことや物を、なかには欲しいと思っている方がいるのです。ですので、まず1ヶ月ほど自分の身のまわりの出来事を注意深く見ていきます。そして、気づいたことをノートかケータイなどにメモをしていきます。

自分のまわりで何か商品になるもの、自分ができること、まわりでできることをすべて書き出します。きっと意外に多くの商材が目についてきます。具体例でも出しました、「ご両親が作っている手作り野菜」「ご両親が経営している針・整体で仕入れることができる業務用商材」「近所の窯で作られ失敗作となった陶器」「奥さんが作るステージ衣装」「ソニーの古いロゴが付いたラジオ」といった、身のまわりにある商材、自分が身につけた知見が、副業ネットショップで売れる商材となります。これを見つけるのが「目利き」となります。

「目利き」になるには、その商材を大好きになる必要があります。大好きになればなるほど、その商材をもっともっと知りたくなるからです。それは今後、副業ネットショップを行っていくうえで、とても大事なことになります。

たくさんメモができましたら、その中から商材を絞り込みます。ポイントは、4つです。
svw091124-03.jpg さあ、見つかりましたか?

これかな?? という商材が見つかったら、ぜひオススメしたい施策があります。商品を決めたと言っても、本当にその商品が売れるのか……とても心配ですよね。そんな時、商品として売れる見込みがあるのかを調べるとてもいい方法があります。
svw091124-04.jpg 本当に売れる商品なのか、またオリジナル商品の場合、適正価格はどのくらいなのかを調べるために、ヤフーオークションを活用して、市場を確かめてみるとよいでしょう。ヤフーオークションは日本で一番ユーザーがいます。ここでマーケット調査をするのです。

仮に商材をオークションで出品してみます。アクセス数、入札数、落札価格などから、あなたの検討している商材が、売上をつくっていくことができるかを予測することができます。落札されれば、まず間違いなく市場があります。この場合、「自分で売りたい即決価格」と「実際に売れそうな価格」を考えながら、スタート価格を設定します。スタート価格を高めで欲張ると、調査の意味がなくなりますので、自分が思っている価格よりも若干低めで設定しましょう。このヤフオクを使う目的はマーケット調査です。

アクセス数が低くても、ウォッチリストが少なくてもかまいません。「入札されるかどうか」「落札されるかどうか」が一番のポイントです。そして、「その落札価格がいくらなのか」これが重要です。あなたの商材に対して、入札件数、落札価格をメモしておきます。できれば商品10点ぐらいを、時間をかけて出品してみてください。

svw091124-07.jpg どれだけいい商材だったとしても、出品の仕方次第では落札どころか見向きもされなくなってしまう可能性もあります。特に撮影は充分注意してください。ここで写真がイマイチだとよい商品でも魅力が伝わりません。

ヤフオクでは写真が3枚しか掲載することができません。したがって、この3枚に商品の全てを語らせなければいけません。この3枚の写真それぞれに役割をもたせましょう。
svw091124-06.jpg この3点を意識して撮影するだけで、商品の魅力が充分伝わる写真が撮れます。画像修正をするとさらに写真が良く見えますが、画像修正の方法は、次回改めてご紹介します。

さて、商品を決定するために写真を撮って、ヤフオクにアップできました。
もし入札が入ってきたら、もうワクワクしてきますよね!
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svw091124-05.jpg 商材が決まったところで、いよいよ、ネットショップの作りこみについてご紹介していきます。 「ホームページを作る」というと、どうしてもHTMLなど難しそう、挫折しそうなどとイメージをもたれる方が多いと思いますが、心配ご無用。メインはブログの更新なので、とても簡単です。

次回の更新をお楽しみに。

筆者紹介

川連一豊 Kazutoyo Kawazure
EC(電子商取引)サイトや、Webサイト構築などを手がけるSAVAWAY(サバウェイ)のECコンサルタント兼代表取締役社長。
1962年、浜松市生まれ。2000年、低反発枕など、ウレタン商品販売専門店として楽天に出店。2003年楽天ショップ・オブ・ザ・イヤージャンル賞受賞。楽天にて、モバイル講師、HTMLメルマガ講師。2004年、独立し、有限会社SAVAWAYを設立。2006年、株式会社SAVAWAYに組織変更。ネットショップの支援事業に努め、売上1億円突破のネットショップを数多く輩出する。同社の取引実績は、2009年7月末で1000店を超える。
http://www.e-savacity.com

『ネットショップで年商1億をつくる 究極のおもてなし法』 (ECコンサルタント 川連一豊著)

 

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