(2010/08/10)
不良入居者には断固とした措置を
滞納者を出さない方策を述べました。
しかし、それでも滞納が出てしまうことも事実です。
その際は思い切って追い出しを行うしかありません。
追い出しには2種類の方法があります。
任意の話し合いによるものと法的措置によるものです。
話し合いというのは、入居者と直接交渉を行い、退去してもらうというものでケースバイケースとなります。
法的措置は、いわゆる裁判所に申し立て判決を取り強制執行を行うというものです。 時間も弁護士費用もかかります(平均して期間 1年前後 費用100万円前後)。話し合いに比べると効率的とは言えません。
しかし、最後の方法としてオーナーに残された手段です。
オーナー自身のリスクヘッジも必要
最後にオーナーさんの所有者リスクについてお話しします。
オーナーは、建物を所有し入居者に貸すということで物件所有者としての責任を伴います。
その責任とは、建物をきちんと管理し、歩率で定められた必要な点検をするということです。
これを怠ったがために、例えば消防設備が作動せず入居者が逃げ遅れて死亡したということが起きれば、所有者としての責任を問われます。
これはオーナーにとっての大きなリスクといえます。
これを回避するためには、法律で定められている各種法定点検は必ず実施し、必要に応じて是正工事を行うことが重要です。
さまざまな点検がありますが、代表的なものをあげれば、消防点検、貯水槽点検等です。
多少費用はかかっても、万が一のリスクと比較すれば必ず実施するべきものといえます。
●次回はオーナーを今後悩ます、更新料問題についてお話したいと思います。
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大谷義武 Yoshitake Ooya


