(2010/06/24)
今回の相談者
IT企業社長(車好き) (45歳)
無税で最高級車を乗りまわそう <その11>
車好き社長: 計画の着地点には、いくつかの段階があるということですか。
税理士: そういうことですね。いざ立てた計画がその通りいかなくても、慌てることはない。着地の段階を分析する力を持てば、落ち着いて軟着陸し、目標を達成することができます。
車好き社長: いろいろなバリエーションが組めそうですね。具体的に見てみたいです。
税理士: では、<ケース2>の業績が理想の形だと前提して、売上高が目標の70%近くしか届かず、利益が目標の半分にしかならなかった場合から始めましょう。
税理士: 目標売上高は564万円でした(第11回<その10>)が、それに届かず、397万円になりました(予算比70.4%)。そのとき当期利益は100万円になります。
車好き社長: 利益は、前回の半分になってしまうのですね。
税理士: 予算からははるかに届かない売上高ですが、それはこちらの腹積もりで、結果だけを見る外部(金融機関など)からしたら、よい決算に映るでしょう。
車好き社長: 今回も目標の売上高558万円に対し、391万円にしかなりませんでした。(予算比70.0%)
税理士: 確保できた利益=資金は100万円です。
車好き社長: 売上高が目標に対し、年々下がっていますね。目標552万円に対し、385万円(予算比69.7%)です。
税理士: しかし、利益=資金は例年と同じように確保できています。一つの指標だけにとらわれてはいけないという例ですね。
車好き社長: 売上高は目標546万円に対し379万円(予算比69.4%)ですが、確かに100万円の利益は確保されています。売上高の推移だけ見ていてもいけないということが分かります。
→次のページでは「5年後」から見ていきましょう。

山下明宏 Akihiro Yamashita


