(2010/06/24)
税理士: 7年後には、ほぼ目標額に到達できるということになります。車好き社長: なるほど。こうして具体的に見せてもらえるお掛けで、機械の疲労具合と、経営環境をみて、その組み合わせで、余裕をもった利益計画が立てられそうですね。ついでにですが、5年後までに貯まった、半分の資金を使い、半分を借入れして、新たな5年後に無借金で3代目の機械を購入するためのシミュレーションを作っていただけますか?
税理士: はい。購入価格は同額。他の条件もすべて同じ。支払利息は以下の通りとします。
車好き社長: 利益は100万円だけでよいのですか?それなのに現金・預金は200万円になっています。
税理士: 今回の返済金額は年間100万円です。減価償却費が200万円ありますから、利益を100万円だせば、現金・預金は200万円になるのです。
車好き社長: これは精神的に楽な買い物ですね。
車好き社長: これっていいですね。
税理士: 当初の予定の半分しか、業績が出せなくても、500万円の資金を残すという実績はつくりましたから、次の資金調達(借入金)は半分で済みます。その分金利負担も軽くなります。業績は、依然として半分のままですが、5年後には、晴れて無借金経営が実現します。
車好き社長: こうした経営が実現できるなら、あわてて、無借金を目指さなくてもよさそうですね。2代目の機械は無理なく購入できるし、丁寧に使っていれば、初代と2代目の機械を、また2代目と3代目の2台を同時に稼働させることもできるので、生産性を自ずとあげることができますし。経営戦略として沢山のバリエーションが組めるようになりますね。
税理士: そうですね。しかし、これは最高のパターンをアレンジしたケースだからこその結果なのです。次回は、最高のパターンから離れてしまった場合のケースを考えていきましょう。

山下明宏 Akihiro Yamashita


