(2010/08/24)
DAY 1×月×日(金)17:35 成田発JL62便 ロサンゼルス国際空港行出発 今回の旅もとりあえずエアーとレンタカーだけを押さえたのみ。現地での行動については全くのノーアイデア。成田空港の書店で簡単なガイドブックを購入。徐々に漠然とした不安に包まれる。 11:40 ロサンゼルス国際空港到着(日本との時差-16時間) 準備不足の旅はそれなりの結果をもたらす。今回、ロサンゼルスからアリゾナ州のフェニックスまではユナイテッド航空のチケットをネットで購入した。機内で改めてチケットを確認する。何と出発が12時40分になっている。完全にミスった。国内線へのトランジットに1時間しかない。紫色の汗が背中を流れる。 11:50 奇跡のイミグレ通過 飛行機のドアが開くや否やイミグレへ向かい猛ダッシュする。手荷物は機内へ持ち込んだバックパックのみ。イミグレの通過時間が命運を左右する。そしてイミグレ到着。なんと到着機の谷間のせいか窓口はガラガラ。にっこりカメラに微笑んで無事入国。国内線出発まであと50分。 12:05 国内線第7ターミナル到着 ロサンゼルス空港は広い。国際線ターミナルからユナイテッド航空の第7ターミナルまでは結構距離がある。循環バスも走っているがいつ来るかわからないので再度猛ダッシュする。フラフラになりながらチェックインカウンターへ到着。 12:15 フェニックス行きフライトチェックイン 機械でのチェックインに多少手間取るが何とかセーフ。一気に全身の力が抜ける。しかしセキュリティー通過とゲートまでの時間を勘案すると油断はできない。少しでも時間を過ぎると無情にもドアクローズされてしまう。 12:35 セキュリティーゲート通過 ボーディングパスを握りしめ手荷物検査へ。するとそこは長蛇の列。いつまでたっても安心させてもらえない。通過後、最後の力を振り絞ってゲートへ走る。 12:39 出発ゲート到着 辛うじて間に合う。もちろん最後の客。背中でドアが閉まる。 12:40 UA6522便フェニックス空港行出発 |
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13:50 人生40年を超え、ついに目撃してしまう・・・ ボンバルディア社のCRJ200型は定員50名の小型機。シートピッチも短く機内ではほとんど身動きが取れない。フェニックスまで1時間強のフライトは、なぜか眠ることができず窓の外をぼんやりと眺める。飛行機が徐々に高度を下げ着陸体勢に入る。地図のような景色からグーグルアースのようにフェニックスの街並みがくっきり浮かび上がってくる。すると前方から飛行機らしき白い物体が上昇してくる。よく大きな空港では滑走路が平行して複数あり、別の飛行機と並行したりすれ違ったりすることはよくあること。今回も前方からの離陸機と認識していた。そして機体が徐々に近づいてくる。白い物体の全貌がはっきりしてくる。すると何とその物体は完全に「球体」の物体なのだ。翼もエンジンもどこにもついていない。浮力と推力をどのように得ているのかわからないが、かなりの速度で「飛行」している。ついに見てしまった。ダッシュのし過ぎで脳の血流が悪くなったことを割り引いてもやはり「見て」しまった。しかしこんなことを言っていること自体もはや「人生の着陸体勢」に入っているのかもしれない。 14:00 フェニックス空港到着 あまりの暑さに衝撃を受ける。ロスに着いた時の気温は18℃、しかしここアリゾナの気温は41℃。息をするのも苦しい灼熱地獄。たかだかロスから400キロほど移動しただけでサボテンだらけの別世界には畏れ入る。レンタカーをピックアップするためバスで移動する。 |
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14:30 パワースポット「セドナ」へ向け出発 レンタカーをピックアップし国道17号線を北上する。セドナへは200km弱のドライブ。赤茶けた大地にサボテンがそびえ立つ光景は、突然インディアンが現れても全く違和感はない。快調に車を走らせる。しかしところどころ峠のようなキツイ坂道があり、オーバーヒートで立往生する車が数多く見られる。あのグレイハウンドの大型バスも逝ってしまっている。フェニックスからセドナへは2000メートルほどの登り坂。この暑さでエアコン全開だと車によっては逝くのも早い。 |
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15:15 サンセットポイントで休憩 ほぼ徹夜明けの状態で猛ダッシュを繰り返したせいか、急に頭がクラクラしてくる。ハイウェイの休息ポイントでシートを倒し暫し仮眠をとる。30分ほど休み出発。地図がないため、なんとか日が暮れる前にセドナに到着したい。 |
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16:10 2度目のダウンで予定変更 道路が液状化現象を起こしたかのようにグニャグニャに見えてくる。ロードサイドに車を止めシートを倒す。もはや体力の限界。そして今夜のセドナ入りはあきらめる。30分の仮眠の後、セドナへの分岐点をパスしハイウェイをそのまま直進、フラッグスタッフの街で宿を探すことにする。比較的大きな街のため、地図がなくても宿探しにはそう困らないだろうとの判断だ。フラッグスタッフは全米で「若者の住みたい場所」で常に上位に入る街。予定にはなかったがその魅力を堪能することにする。 |
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17:30 フラッグスタッフ到着 灼熱のフェニックスから200キロメートル強移動しただけでこうも世界が変わるものかと、またまた驚かされる。標高は2000メートルを超えサボテンからコニファーの森に景色が変わる。風は心地よく、空気は澄みきっている。古い街並みもどこか瀟洒な佇まい。軽井沢の雰囲気に似ている。早速、宿探しを開始する。 |
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18:30 モンテヴィスタホテル チェックイン 意外に宿探しに苦労する。中心部のモーテルを中心に当たりをつけるがどこも満室。街中にも旅行者らしき人が多く、宿が取れない気配が充満している。次第に焦りの色が濃くなる。そして老舗のホテルにダメもとで尋ねてみる。するとなんと一部屋空いているとのこと。すぐさま滑り込んで確保する。 |
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19:40 Altiudes Bar&Grillでビール フラッグスタッフ駅近くのレストランで締めのビール。「Fat Tire」というエールのようなフレーバーで悪くない。つまみはナチョスやフィッシュアンドチップスなどジャンクな類。店内はスキーをモチーフにした内装であちこちにスキー板があしらわれている。この街は冬にはスキーで賑わうようだ。ますます軽井沢そっくりだ。 |
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21:15 初めてのサイキックリーディング この街はセドナに近いこともありアーチストや精神世界に傾倒する若者が多い。酔った勢いで一軒のタロット占いの扉を開けてみる。小さなビルの一室に怪しく構えるその店は40絡みの女性が一人で取り仕切っている。タロット占いが始まる。 言われるがままカードを何枚か引き並べる。女性が眉間にシワを寄せ何度かゆっくりと頷く。そしておもむろにリーディング結果を語り出す。 女「あんたの人生はまあまあかな、でも大したことはないわ。そのネガティブ志向の性格のせいで、一生ストレスからは解放されないわ」 当「そうですか、、、」 女「それと、あんたフィリピンに子供がいるわね。女の子」 当「えっ、なんでフィリピンなんですか?とりあえず心当たりはありませんが、、、」 女「じゃあ、両親のどちらかがフィリピン人ね」 当「なんでそんなにフィリピンに拘るんですか?フィリピンは関係ないですよ」 女「ほら、そういうとこ、ネガティブに考える。それがダメ。私がその汚い負のオーラを取り除いてあげるわ。ここに私のパワーを注入したツボがあるわ。あんた今いくら持ってる? 」 当「えっ、なんですか?ツボにパワーとかって、なんか、 めちゃくちゃあれじゃないですか、まさに霊感、、、イヤ、なんでもありません」 女「あっそう。じゃ、これでおしまいよ。出口はあっち」 当「はい。。。」 この時一生負のオーラを背負って生きることを心に決めた。 21:50 邪気祓いのビール 気分が悪い。かなり疲れているが、近くのバーでさらに高まった負のオーラをビールで流す。 23:30就寝 |
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