男の週末トリップ

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DAY 3

×月×日(土)
06:30 起床。
気温-14℃。極度に頭が重い。

07:30 ゴスペル・チャーチ。
礼拝時のゴスペルを見学すべく、ハーレムの教会へ向かう。しかし街はひっそりと佇み、人の気配がしない。教会の入口はロックアップされている。状況が理解できず体だけでなく思考もフリーズする。そして結論が導かれる。「今日は土曜日、日曜日ではない」 気を落として135丁目のソウルフードがうまい店に足を運ぶ。しかし、こちらもクローズ。まるで映画のセットのようなハーレムの街並みを、肩を落としながら歩く。




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09:20 「EUROPEAN CAFÉ」で朝食。
42丁目へ戻り、ホテル近くのカフェで朝食。サンプルにデミグラスソースがたっぷりかかった旨そうなオムレツがあったため迷わずオーダー。空腹の中、一気に口に運ぶと、それはオムレツではなく、チョコレートソースがたっぷりかかったバナナクレープだった。どうも今日は調子が悪い。


10:20 ニューヨーク近代美術館(MoMA)。
5番街の53丁目、MoMAを訪れる。ここも時間があればついつい足を運んでしまうところ。「モダンアートとはなんぞや」という問いを常に突きつけてくる。ただただ白く塗っただけの四角い絵。ただただ黒く塗っただけの四角い絵。矢が刺さったウサギのはく製。ハンガーにかけられたスーツ。これらがタイトルと作者がしっかりクレジットされ展示されている。そして極めつけは、ガブリエル・オロズコの「empty shoe box」。おそらく全員が「誰や、こんなところに靴の箱出しっぱなしにしてんのは」と感じるはずだ。ただ床に白い箱が置いてあるだけなのだ。蹴とばされているのか場所が少しずつ変わっている。とにかく突っ込みどころ満載で気分が解放される。「モダンアート」は日常の中に存在する。そして自分の中に存在する。これが答えだ。

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13:30 ホテルで昼寝。
地下鉄でホテルへ。寒さと睡魔と時差ボケでダウン。

17:45 起床。


19:00 ウルフギャング・ステーキハウス。
トライベッカにあるステーキハウス。28日間寝かせた熟成ステーキが好評。ここはブルックリンの有名店ピータールーガーのチーフウェイターが独立開業した-店、肉や調理方法、サーブの方法も本家そっくりだ。そして1キロ以上ある熟成Tボーンをレアでオーダー。スルッと歯が通る赤身のアメリカンビーフは本当の肉のうまみを感じることができる。しかし明らかに量が多い。がんばって半分だけでも食べる。

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21:00 グリニッチビレッジでブルース。
トライベッカからグリニッチビレッジへ移動。「TERRA BLUES」という店で、趣向を変えてブルースに耳を傾ける。しかしどうも耳になじまないというか、しっくりこない。 何が合わないのか。短くカットするギターフレーズか、コード進行か。答えが出ないまま店を出る。そして足は自ずとハーレムへ向かう。
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23:00 ハーレム125丁目。
昨夜の1軒目、「Showmans」のドアを開ける。ママが笑顔で迎えてくれる。食事は済ませてきた旨伝える。しかし、隣で半分目が飛び出たとてつもなく大きいオッサンがうまそうにガンボを啜っている。思わずちょっとだけ欲しくなる。今夜は昨日よりも客が多く、テーブル席まで埋まっている。そして、ライブが始まる。今夜は「マツコデラックス」のような迫力ある女性ボーカルがメインだ。全身から滲み溢れる魂の歌声は、言葉を超えた波となり人々の心を大きく震わせる。歴史の中で、彼らは目に見えるもの全てを奪われた、しかし魂までは奪われることなく死んでも守り抜いた。その魂の叫びは歌声となり、ソウルミュージックとして普遍的な価値を生み出した。夢も希望もない中、明日への唯一のかけ橋となった彼らの音楽。ハーレムの片隅で明日をポジティブに生きるヒントをもらった。
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DAY 4

×月×日(日)
01:30 地下鉄でホテルへ戻る。

02:30 就寝。

07:30 起床。
気温-2℃。帰国日が一番暖かい。




08:30 「EUROPEAN CAFÉ」で朝食。

09:20 ホテルチェックアウト。
地下鉄とスカイトレインを乗り継ぎJ・F・ケネディ国際空港へ。列車での空港アプローチは初めてであったが意外にスムーズ。ホテルが駅に近かったせいもあるが1時間ちょっとで到着した。

10:30 JL471便チェックイン。

12:00 成田国際空港行出発。


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DAY 5

×月×日(月)
14:15 成田国際空港到着。
そのまま出社。

●次回は「トルコ」での濃密旅行をお届けします。

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