(2009/12/24)
DAY 1×月×日(木)16:05 成田国際空港着 チェックイン。 17:20 JL12便バンクーバー国際空港行出発。 09:40 バンクーバー国際空港到着。(日本との時差-16時間) 降下の際、厚い雲に突入したまま、なかなか地上が現れない。いやな予感がする。今日はこのままキャンベル・リバーに移動し、午後からトローリングでサーモンを釣る予定だ。「天気悪うてあきませんでしたわ」では洒落にならないのだ。窓に大粒の水滴が叩きつけられる。どんより厚い鉛色の雲がバンクーバーの街を包む。あまり歓迎されていないようだ。到着後、大いなる不安を抱きつつ国内線ターミナルへ移動する。 11:00 セントラル・マウンテン・エアー(CMA)チェックイン。 エア・カナダをはじめメジャーな航空会社はすぐにカウンターが見つかるが、今回利用するCMAは行けども行けども現れない。途中、不安になり何度か尋ねるが、間違っていないとのこと。そしてようやく突き当りのバックヤードのような所に「CMA」と小さく掲げられたカウンターを発見する。屈強な黒人係員に荷物を委ねゲートへ向かう。 11:45 CMA331便キャンベル・リバー行出発。 ターミナル先端の人影もまばらなゲートで改札。薄々感づいてはいたが、このようなゲートの場合、小さな機材で沖止めされているケースが大半だ。雨に濡れながら見たこともないプロペラ機へ歩く。18人乗りの機内は満席。ガタガタ揺れながらモノトーンのバンクーバーに別れを告げる。 12:30 キャンベル・リバー空港到着。 ホテルまでの足を探すが、掘っ立て小屋のような小さな空港でタクシーもいない。エントランスの前に止まっているバンの運転手に声をかける。ホテルまで行ってくれるという。15ドル。 13:20 コースト・ディスカバリー・イン到着。 チェックインを済ませ、すぐに防寒服に着がえる。冷たい雨にテンションは下がる。本当に釣りはできるのだろうか? いずれにしても実行の可否はガイドの判断に委ねるしかない。 13:45 キャンベル・リバー マリーナ。 ホテルから歩いて3分のマリーナに到着。今回のサーモン・フィッシングでお世話になるガイドと合流。すぐに「行きましょう」と雨具を渡される。訊くまでもないようだ。雨ガッパを着てボートに乗り込む。しかし、冷静にあたりを見まわすと、マリーナには誰もいない。ボートが出港している様子もない。雨以前に完全にシーズンが終わっている気配だ。そしてガイドから一言、「あなたが今年最後の客だ」 13:55 大いなる不安を抱きながら北へ30キロメートル。ジョンストン海峡のフィッシングポイントへ向かう。 途中、トドの群れや白頭ワシ、イルカやアザラシなどが次々と眼前に現れる。氷河に深く刻まれたフィヨルドを舞台に壮大な野生動物ショーが絶え間なく、しかも貸切で繰り広げられる。思わず寒さを忘れてしまう。 |
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14:40 ポイント到着。サーモンフィッシング開始。 潮目を読み、トローリングを開始。ちなみに釣り方はダウンリガーという方法。まず魚のいる深度までゲンコツのようなオモリを糸につけて沈める。オモリには集魚版そしてルアー(タコベイト)が糸で結ばれており、魚のいる深度でトローリングができる仕組みだ。そこで遡上前の殺気立ったサーモンが、まずキラキラと光に反射する集魚版に食欲を刺激される。そしてその先にある派手なピンクのタコに、普段絶対にタコなど食わないにもかかわらず、反射的に食いついてしまうのだ。あまりにも軽率な行動に、釣られたサーモンは全て自己嫌悪に陥るようだ。 |
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16:15 雨と寒さにギブアップ。 雨と寒さに震えが止まらない。そしてピクリともアタリが来ない。そもそもこの釣法は集魚版に光が反射しないと始まらない。つまり天気が悪いとパフォーマンスが著しく低下するのだ。雨などもっての外だ。本日は予定を早々に切り上げ撤収。明日にかけることにする。しかし他にフィッシングボートが1隻もいないのは本当に気になるところだ。 18:30 シーフードディナーで前祝い。 マリーナ近くの「The Lookout Seafood Bar &Grill」で、まずはカナディアンビールで胃を洗う。そして地元でとれたオイスター、ゆでたてのエビ、アラスカンクラブなどをオーダー。雑な味付けは否めないが、どれも新鮮でウマイ。何だかとても幸せな気分になる。釣れてもないのに魚が釣れたような気分になる。明日はいけそうな気がしてくる。 21:00 ホテルのバーでナイトキャップ。 キャンベル・リバーは人口3万人強の小さな町。当然夜は早い。ホテルのバーで再びカナディアンビール。銘柄は「バンクーバー・アイランダ―」。キリッとしてうまい。明日は釣れますように。 23:00 就寝。 |
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