(2009/11/24)
DAY 1×月×日(金)09:00 成田国際空港到着 10:00 JL403便ロンドン・ヒースロー国際空港行出発 日本からアイスランドへ同日入りするには、調べた限りロンドン経由かデンマークのコペンハーゲン経由しか見当たらない。そしてアイスランド便は「アイスランド航空」のみが就航各国と路線を開設している状況で、もう一方の国のエアライン機材を利用したフライトは基本的にない。このことは端的にどの国もアイスランドと「あまりかかわりたくない」ことの表れであり、経済的に破綻している国家への現実的な対応である。「原始の地球と国家破綻」。一体全体どんな国なのか。狭い機内で胸が躍る。 14:22 ロンドン・ヒースロー国際空港到着(日本との時差-8時間) 14:40 イミグレ通過。イギリス入国。 アイスランド行のフライトまで6時間35分。一旦イギリスへ入国する。12時間超のフライトで体が重いが、限られた時間を無駄に過ごすわけにはいかない。ということで思案の結果、「ロンドン」といえば「パブ」、「パブ」といえば「ビール」ということで、機内で乾燥した喉を湿らせるために最適な処置としてパブ巡りを敢行することに。 15:00 地下鉄ピカデリー・ライン乗車。 大江戸線なみに狭い車内でピカデリーサーカス駅へ向かう。1日乗車券を購入。7.5ポンド。 15:50 ピカデリーサーカス駅到着 ガイドブックもなく、さっぱり見当がつかないが、とりあえずエロス像から北へ歩き、ソーホー方面へ向かう。しばらく歩くと辻ごとにパブがあるエリアに辿り着く。 |
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16:28 まずは一軒目、「JOHN SNOW」へ。 早速「ALPINE LAGAR」をパイントでオーダー。一気に飲み干す。店内はビールを飲みながら本や新聞を読む客が多く、音楽も一切なし。静かな喫茶店のような雰囲気のパブ。インテリ風の女性がビールをあおりながら小説を読む。日本だと「おやじギャル」と呼ばれるようなスタイルもバッチリ様になる。さすが本場は違う。 |
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17:00 2軒目はカーナビーストリートにある「Shakespeare’s Head」。 ベルギービール「STELLA ARTOIS」をオーダー。ここは1軒目と違いずいぶん賑やかで、チャカカーンのナンバーがガンガン流れるファンキーな店。平日の夕方にもかかわらず店外に客があふれ出している。ここで「おすすめ」と書かれた「BIG FISH&CHIPS」をオーダー。9.75ポンド。大して美味くもなければBIGでもない。ポンド安の昨今でもずいぶん高い印象だ。 |
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17:45 3軒目は「THE CLACHAN」。 イタリアビール「PERONI」をオーダー。いかにもイギリス的な重厚な外観とクラシックな内装に、否が応にも「ロンドンでビールを飲んでいる」ことを実感させられる店。この時点ですでに、パイント5杯くらいは飲んでいる。顔面は完熟トマトの様相を呈している。いい具合に仕上がってきた。 18:05 すぐ近くの4軒目「RED LION」でイギリスビール「SOVEREIGN BITTER」。 まだ夕方6時だがすでにピークを迎えている酔客も多く非常に混雑している。スタンディングスタイルがじりじりと腰にきいてくるが、壁と角をうまく活用し絶妙な体勢でポジショニング。ひたすら飲む。 18:20 5軒目はピカデリーサーカス駅へ向かう途中の「THE CLASS」。 「BLOWER」とシメの「GUINESS」を流し込む。ここは周辺のパブと比べても、かなり存在感のある大バコだ。しかも「GUINESS」がパイントで1.7ポンドと他を圧倒する低価格。客も断然多く、まるで砂糖に群がるアリのように酔っぱらい達が店をとり囲む。 この時点ですでにアイスランドのことは完全に頭になく、現地の酔っぱらいと肩を組んで飲む。何の話をしたかは全く覚えていない。まさにビール好きには「天国」という言葉しか見当たらないロンドンのパブ。最高のトランジットタイムだ。 18:50 ピカデリーサーカス駅出発 地下鉄でヒースロー空港へ戻る。車内で完全に落ちる。約50分の所要時間もタイムマシンで瞬間移動する。 19:40 ヒースロー国際空港到着。 熟柿のような顔面から有毒ガスを発生させターミナル1へ。出国手続き後、アイスランド航空455便レイキャビク行チェックイン。 21:15 アイスランド航空455便、レイキャビク行出発。 機材は日本ではデルタしか飛ばしていないボーイング757。この機材でYクラスに個人用モニターが付いているのは珍しい。ソフトドリンクは無料だが、それ以外はイヤホンすら有料。「ヘッジファンド国家」と呼ばれたのも今は昔。台所事情は相当厳しいようだ。 23:30 レイキャビク国際空港到着(日本との時差-7時間)。 3時間半のフライトも大量のビールのおかげで、一瞬にてワープ完了。入国審査へ向かう。途中に免税店があり、ほぼすべての乗客が立ち寄り、買い物をしている。のぞいてみると、何とそこは普通のスーパー。食料品や雑貨などが普通に売られている。見慣れない免税店の理由は消費税。この国の消費税は24.5%。皆、入国前に生活用品を買いこんでいるのだ。 |



