DAY 4×月×日(月)0:10 「ホフディの家」立寄り。 ホテルへ向かう途中、東西冷戦終結に一役買った「ホフディの家」へ立ち寄る。1986年、アメリカのレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が会談したあの場所だ。広場にたたずむ白い建物に近づいてみる。よく見ると屋根のあたりが黒く焦げている。ボヤがあったようだ。大丈夫? 0:20 バブルの元凶「カウプシング銀行」立寄り 「ホフディの家」から目と鼻の先にあるアイスランド最大の銀行「カウプシング銀行」。粋なデザインで全面ガラス張りのモダンなビル。とてもヘッジファンド顔負けのレバレッジ投資で国家を破綻に追いやった悪玉とは思えないシブイたたずまい。深夜だが、この時間ニュージーランドやシドニーのマーケットがオープンする。サスペンダー姿のディーラーたちがマグカップ片手に談笑している。日本はサムライ債780億円を踏み倒された。借りた金は返しなさい。 0:40 ヒルトン・ノルディカ チェックイン 給油後、レンタカーを返却。初日に宿泊したヒルトン・ノルディカへ再度チェックイン。最後に空を見上げるが、とうとうオーロラを見ることができなかった。 3:30 起床 4:30 ホテルチェックアウト、「Fly Bus」で空港へ。 5:45 レイキャビク空港到着。 早朝にもかかわらず空港は大混雑。ヨーロッパ各国へのフライトがなぜかこの時間に集中している。チェックインに40分要した後、2階の出発ロビーへ。 消費税のリファンドコーナーへ向かうが、ここも大行列。消費税24.5%の半分くらいは戻してくれるので、皆当たり前のように並ぶ。そして出発が近く乗客がブーブー言いながらどんどん脱落していく。なんとかすべり込んで税金を取り戻した後は両替をする。アイスランドクローナはこの国以外では全く信用がない。すべてをドルと円に交換する。出発時間が迫る。搭乗ゲートへ走る。 7:40 アイスランド航空450便、ロンドン・ヒースロー国際空港行出発。 今回アイスランドでは、日常には全く存在しない、むき出しの地球に直接触れることができた。そしてそれは命を宿した一個の生命体であった。我々は地球という体に寄生するカビのようなものである。人間の営みも「ヘッジファンド」も同じ。行き過ぎることを宿命としながらも最後のブレーキをどこで踏めるか。永遠の課題を突きつけられていることを改めて痛感した旅だった。また今回、ガイドブックもないアイスランドの旅についてアドバイスしていただいたDISCOVERY TOURSの坂本さんには大変お世話になった。 11:25 ロンドン・ヒースロー国際空港到着。 今回は成田行出発まで5時間強。思案のしどころだが、やはり一旦入国する。というのも、まだローストビーフを食べていない。今回は時間が少ないため地下鉄でタラタラ行くわけにはいかない。ヒースローエキスプレスを利用。パディントンまで15分、往復32ポンド。 12:30 パディントン駅到着。 小雨が降る中、ローストビーフが食べられる店を探すが、全く見当がつかない。仕方がないのでクラベン通りにあるパブ「The Sawyers Arms」でビールを飲みながら作戦を練る。銘柄は「Royal London」。イギリス最後にふさわしいビールだ。 雨が少し強くなってきた。八方ふさがりで頭を抱えていると、隣のテーブルにうまそうなビーフステーキが運ばれる。ん? ひょっとするとローストビーフもあるかも知れない。早速、メニューを探ると「Roast Beef」の文字を発見。しかし続きがあり「&Yorkshire Wrap」と書いてある。よくわからないが、即オーダー。7.25ポンド。ついでに「Curry of the Day」というのも頼んでみる。7.95ポンド。 2杯目のビールを空ける頃、2皿とも運ばれてきた。見ると、一方は確実にカレーだが、もう一方はなんだか春巻きのお化けのようなパイにロースト・ビーフがロールされている。早速食べてみる。少しイメージと違うがそこそこうまい。しかしそれ以上にカレーがうまい。かなり本格的なインドカレーだ。カレーだけにしとけば良かったと心の中でつぶやく。ほろ酔い気分でパディントン駅へ向かう。 14:10 パディントン駅出発。 14:25 ヒースロー空港到着。 14:35 成田行きチェックイン後、ロングフライトに備えシャワーを浴びる。 16:40 JL405便 成田国際空港行出発。 ×月×日(火) 12:40 成田国際空港到着。 そのまま出社。 |
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