(2010/01/24)
DAY 1×月×日(金)19:00 成田国際空港到着。 20:10 ジェットスター航空26便、ケアンズ行出発。 ジェットスターは東南アジアの近距離線で利用したことがあるが、日本発の長距離フライトは初めての経験。日本路線ではまだ珍しいローコストキャリアでミールやイヤホン、ブランケット等はすべて有料だ。機内には事前に必要なものをオーダーしている乗客としていない乗客が混在しており、またその場でも買えるためオペレーションが大変ではないかと心配するが、ポロシャツ姿のスタッフはテキパキと業務をこなしており違和感は全くない。むしろ煩雑な業務に慣れている分、頼んだことは面倒臭がらずスピーディーに対応してくれる。機内のサービスはこれぐらいが丁度いいような気がする。 04:50 ケアンズ国際空港到着(日本との時差+1時間)。 一歩空港を出ると南国の心地よい風とカラフルな鳥たちの大合唱に迎えられる。トロピカル調の朝焼けに心が和む。早速レンタカーをピックアップ。北へ約70km離れたポートダグラスへ向かう。 06:20 レックス・ルックアウト。 国道1号線を海岸沿いに走る。道中、あまりにも朝日が美しく運転に集中できないため一時停車。太陽の光を全身に浴びる。ジリジリと体温が上昇する。疲れた体が蘇る。 |
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06:50 シェラトンミラージュ・ポートダグラス到着。 あまりにも早い到着に、フロントでチェックアウトと間違えられる。ダメもとでチェックインを申し出るとなんとOK。しかもラグーンプールが見渡せるきれいな部屋だ。早速、水着に着替える。そして今回初挑戦の一眼レフによる水中撮影のセッティングを行う。 07:50 ホテル・ピックアップ。 クイックシルバー社のバスに乗り、ダイビングボートが出発するマリーナ・ミラージュへ向かう。これで本日、ほぼ確実にダイビングができることになった。ギリギリの予定に不安がつきまとったが、何とかひと安心。一気に眠気が襲ってきた。 08:00 マリーナ・ミラージュ到着。チェックイン。 今日はクイックシルバー社が運航するジェットエンジン搭載の高速カタマラン「シルバー・ソニック号」でダイバー憧れのポイント「エイジンコート・リーフ」へ向かう。エイジンコート・リーフは他のリーフと比べ最も外洋に近いため、リーフ内にはクリアな海水が流れ込む。従って透明度も非常に高くサンゴのコンディションも抜群のポイントだ。 |
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08:30 シルバー・ソニック号出航。 ボートは90km沖合のポイントへ時速35ノットで滑るように進む。コーヒーで一息つきつつ、インストラクターから本日の予定についてブリーフィングを受ける。ちなみにインストラクターは日本人女性で鉢巻とフンドシが似合いそうな「兄貴」みたいな雰囲気の方だ。気温31℃、水温27℃。波も穏やかで風もない。まさにダイビング日和だ。 10:15 本日最初のポイント「NURSERY BOMBIE(ナースリーボミー)」到着。 約10か月ぶりのダイビングに加え、1眼レフによる初の水中撮影に緊張感が高まる。準備を整える。カメラを抱え、ジャイアント・ストロークでエントリーする。入水後、すぐにカメラの調整を図り、グループから離れないように気をつける。カメラに気を取られ、気がつけば一団から離脱、とんでもなく深いところまで落ちる。ダイビング中の死亡事故の典型だ。「ナースリー・ボミー」はサンゴの巨大な根が海底から水面近く、25メートルくらいそびえ立つポイント。群生した枝サンゴがとても美しい。魚影も濃い。透明度は30メートル近く抜けている。被写体に困ることはないので、とにかく夢中で写真を撮りまくる。次第に操作に慣れてくると、欲が出てくる。寄りで構え、どうしてもベストショットを狙いたくなる。「兄貴」から「遅い」とジェスチャーで何度か注意を受ける。1本目は約50分間のダイビング。写真の出来は別として久々のダイビングとしては大満足だ。 |
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11:15 ボートでブッフェランチ。 ダイビングをすると腹が減る。一説によると1ダイブ約300キロの消費カロリーになるらしく、3本だと900キロカロリーの消費につながる。ダイエットに効果的だ。肉やエビやらで皿をてんこ盛りにしてデッキで一気に食べる。もちろんおかわりもする。デザートも食べる。カロリーの話は何の意味もなさない。 |
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11:50 2本目のポイント「TURTLE BAY(タートルベイ)」到着。 機材のセッティングをしていると「兄貴」から「えー、2本目はドリフトで行きますので」とのお言葉。2本目は1本目よりじっくり狙っていきたいと考えていた矢先の「ドリフト宣言」である。ドリフトダイビングは、潮の流れに身を任せて水中を移動するダイビング手法のため、魚感覚で水中の景色をたっぷり堪能できる反面、定点での観察や撮影にはあまり向いていない。こうなったら少年時代に鉄道写真で鍛えた「流し撮り」で立ち向かうしかない。覚悟を決めてエントリー。「竜宮城」の城下町を流れに任せて撮りまくる。それでも途中、どうしても寄って撮りたいところは、鬼の形相で岩にしがみつき抵抗するが敢えなく流されてしまう。何度かチャレンジするも無駄な動きはエアーの消費を早めるので諦める。そしてイグジットポイントの手前で名物「ナポレオンフィッシュ」に遭遇。流れがない場所なのでストーカーの如くつきまといシャッターを押す。すると「1回だけやで」と目で合図をくれ間近で撮らせてくれた。ありがとうナポレオンフィッシュ。約60分間のダイビング。 |
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13:50 3本目のポイント「HELMS DEEP(ヘルムスディープ)」到着。 「兄貴」から「えー、3本目もドリフトです」とサラッと言われる。もう別になんでも良くなってきていたので特に感想もなくエントリー。撮影に注力していると何と無念のバッテリー切れ。ストロボを駆使したため電池の消耗が早かったようだ。素直に観念しドリフトダイビングを心ゆくまで楽しむ。約50分間のダイビング。本日3本のダイビングも無事終了だ。今回の撮影は不慣れなためオートモードで行ったが次回はマニュアルでチャレンジしたい。 15:00 マリーナ・ミラージュへ向け出航。 美しいグレートバリアリーフの余韻に浸りながらログづけをする。すると出航間もないボートが急減速する。なにやらデッキが騒がしい。釣られて出てみると、なんと巨大なクジラの死骸が海面を漂流しており、その周辺をこれまた大きなサメが群れている。そして時折、激しくクジラにアタックし死骸を貪っているのだ。クジラは腐敗が進んでおり周囲に異臭を放っている。しかしこんな大きなクジラの死骸も驚きだが、こんな浅いリーフに巨大な人喰いザメが何匹もいることの方がもっと驚きだ。すぐ近くにはクイックシルバーのポンツーンが見える。エイジンコート・リーフにはクイックシルバーのポンツーンが2か所あるが、幸い今日は別の所を使用しているようだ。シュノーケルなんかしようものなら確実に食われている。「兄貴」は興奮を隠せないようで、しきりに「こんなの初めて」を連発していた。この時「兄貴」が一人の女性にみえた。 16:15 マリーナ・ミラージュ到着。 16:30 ホテル到着。 16:45 ホテルのプールでリフレッシュ。 ホテル到着後、すぐにプールへ向かう。体の「塩抜き」も兼ねてリフレッシュを試みたが、なんとプールは「塩水」。適当に浮かんだり沈んだりしながら早々に撤収する。 |
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17:15 フォーマイルビーチを散策。 夕暮れのビーチを裸足で歩く。きめ細やかな砂が何とも足に心地いい。名前の通り6km以上続く美しい砂浜はこのあたりでは珍しい。ケアンズ周辺はマングローブが生い茂っておりビーチはほとんどない。また、パームコーブあたりでもここまで綺麗で長い海岸線は見られない。少し風が出てきた。昨日からの過密なスケジュールを無事終えることができた安堵感とともに急に空腹感に襲われる。 18:15 「IRON BAR」でフォーエックスビール。 4マイルビーチが見下ろせる展望台やマリーナミラージュに立寄りながら街の中心部「マクロッサンストリート」周辺へ。ポートダグラスは人口4,000人ほどの小さな町。実質、このストリート周辺に飲食店や商業施設のほとんどが集中している。その中から「IRON BAR」という店のオープンエアにつく。まずはご当地クイーンズランド州のビール「XXXX(フォーエックス)」で水分補給。つまみは地元でとれた牡蠣をグラタン風にした「牡蠣のモルネイ」を1ダース。これがジューシーでうまい。そしてメインは、これまた地元でとれたバラマンディをソテーしてもらう。現地のものを現地の風に当たりながら頂く。マズイわけがない。 20:30 マクロッサンストリートを散策。 水風船のように膨張した腹を左右に揺らしながら通りを歩く。バーやレストランは南国リゾートを楽しむ人々で溢れている。途中でトロピカルカラーのアイスクリームを購入する。デザートを食べ忘れていた。ベロベロ舐めながらダラダラ歩く。しかしこれがただただ甘いだけでマズイ。それでも舐めきる。 21:00 ホテル到着。 22:00 就寝。 |
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